ドラ研究人生ニチニチ記

黙々と実験し淡々とイギリスで生活する中で人生をより楽しくするための悪あがき

2020年5月25日(月)、祝日

論文のゴタゴタ、そして最近のコロナ騒動でやらで、すっかりとご無沙汰であった。スーパーでは今でも入店制限もあり、2メートルおきにならばされるが、その並んでいる人々はマスクをすることもなく、時に並んでいる間に携帯電話で大声で喋っていたりしている。そして店に入れば、店員同士が近距離でマスクもなくおしゃべりしている場面に頻繁に出くわす。一体この制限の意味はあるのだろうかと思っている今日この頃である。

退屈した近所のイギリス人達は今までお互いに仲がよかったわけでもないのに、この都市封鎖を活かして、毎週日曜になると4時から椅子を家の前に並べてソーシャルディスタンスを保ちつつ、入れ替わり立ち替わりお酒を取りに帰ったりご飯を食べに帰ったりを繰り返しながら晩の9時半くらいまで外で喋っている。それだけ長く話していられるというのは、対人スキルが長けているのだろうなと、コミュ障でZoomミーティングがかえってありがたい私には羨ましく感じる。

しかし、日本語は楽だ。国語専門の人には誤りがあることを発見されるかもしれないが、文法的に、ネイティブ日本語話者がほぼ読み取れる文章が書ける。内容が伝わるかどうか、そして文章の稚拙は横においておけば。

初投稿してとっくに1年が経過した論文、ついこの間Cell姉妹紙にリジェクトを食らったのだ。アピールからのリビジョン、そして好意的だったレビューワー撤退で、3人ではなく2人のレビューワーから、ここまで時間が経ったわりには「すぐ出版せよ」というような超好意的コメントが得られなかったのでリジェクトする、という内容だった。1年戦ったなぁ、またバックトゥースクエアーワンか、と今内容を改めているところなのだ。するとまた恐ろしい稚拙レベルの英語が出てくる。何をしてたのかなぁ。。。

産休育休で休んでいた期間があるとはいえ、前回のファオストオーサー論文からもう4年以上経過してしまった。まずいな、と焦るが、やれることをやるしかない。

この都市封鎖中、子供の相手でほとんど仕事時間が取れず、なんだか自己満足の論文読みでプロジェクトを中途半端に考えることと、論文再投稿してリジェクト、また直し、という非生産的な感じの時間で終わっている。Rを使えるようになったよーなんて言っている同僚と比較して、マジやばくない、何してたの?という焦りが封鎖後6週間経って湧き上がってきた。

あー、燃え上がれー燃え上がれー燃え上がれーガンダムー、正に翔べ!ガンダムでも歌いながら頑張るべきだな。